ウェーブフロントレーシック
●ウェーブフロントレーシック (Wavefront LASIK)
○ウェーブフロントレーシックとは?
通常のレーシック手術の前に眼のわずかなピントのズレを検出し、手術をコンピュータ制御で行うことで、より精度の高い視力矯正が行える手術方法です。人間の目にはその人特有の歪みや凹凸があり、それを収差と言いますが、その収差を打ち消すようにレーザーを照射することで、より術後の見え方の質が向上します。 ひとりひとりの目に合わせられる、最新の近視矯正手術です。検査データをもとに、手術前に術後の見え方をプレビューレンズで確認することができるのです。
●ウェーブフロントレーシックの優れているところ
○角膜の薄い人や、強度の近視の人など、レーシックでは治療が困難だった方にも対応する。
○各個人によって異なる目の細やかな凹凸にまで配慮して、見え方を向上させることができる。
○難しいとされてきた不正乱視にも効果的。
○手術前に、術後の見え方をプレビューレンズで確認することができる。
○イントラレーシックなどと組み合わせることで、効果の増大が望める。
●ウェーブフロントレーシックの欠点
○レーザー照射中に眼球が動いたり、術後角膜が再生することで、理論上ほどの効果が出ない可能性がある。
○従来のレーシックより手間や費用がかかる。
○検査前1ヶ月ほどは、コンタクトレンズを装用することができない。
●おおまかなウェーブフロントレーシック手術の流れ
①ウェーブフロント解析により、各個人の収差を解析する。
②解析結果をもとに、手術時のレーザー照射パターンを決定する。
③希望があれば、術後の見え方をプレビューするためのレンズが作成される。
④その専用レンズで術後の視力をシミュレーションした後、手術を行う。
⑤眼を洗浄し、目薬タイプの麻酔をして、眼を閉じないようまぶたを固定。
⑥レーザーを照射し、平滑な面のフラップ(フタ)を作成。
⑦作られたフラップを開き、エキシマレーザーを照射することにより、屈折力を調整する。
⑧分泌物などを洗浄し、消毒した後、フラップを戻す。
⑨表面張力により、フラップが接着するのを待つ。